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2008年12月31日 (水)

パレスチナの悲劇 (3)

AMLからの転載です。

ガザは燃えている! そしてそれは予期されていた
ことだ!
CCIPPP(パレスチナ保護のための国際市民キャンペー
ン)コーディネーター、ナフラ・シャハル

 ガザに行なわれている犯罪の規模によって、あた
かもショックを受けたかのように振る舞うのは止め
よう。この攻撃は、忍耐強く準備され、以前から告
知されていたのだ。イスラエル政界は、そのことを
エスカレートし先を争って、公言していたのだ。国
連の責任者たちすべては、空爆以前に、すでに絶え
きれない事態であったガザの状況に警告を発してい
たのだ。前日、食糧品などを積んだトラックを、ほ
ら、とばかりに通らせたのは、現在行なわれている
軍事攻撃の準備段階だったのだ。すなわち、注意を
そらせ、ある人たちにとっては、うその沈静化のサ
インを発したようにみられ、他の人たちにとって
は、空爆下の町で最低限の行政運営をするための不
可欠な物資を送り届け、病院の発電機を動かし、救
急車が動き回るための燃料を少し与えたのだ。

もし、ガザで行なわれていることが、ジェノサイド
でないなら、一体何なのか? それはもっとひどい
ことなのではないか。ツジピ・リヴィニ〔イスラエ
ル外相〕は、ほぼ1ヶ月前に、ブラッセルで、ガザ
の包囲は、「不幸にも」と付け加えながら、ハマス
の首を絞めるのは、必要なことだと表明したのだ。
サダム・フセイン政権を打倒する目的が、貿易封鎖
によって、百万人の子供たちの死に値するとしたら
どう思うか(インタヴューの時点では百万に過ぎな
かったが)と聞いたのに対して、「不幸にも」それ
は不可欠だ、と言い放ったマドレーヌ・オルブライ
トが、彼女の任期中に言明したことと全く同じなの
だ。二人とも同じ源から汲みとっている。サムエ
ル・ハンチントンの有名な言葉によれば、「魚が泳
いでいるところの水を抜く」のだ。水は、人民でし
かなく、『文明の衝突』の著者にとっては、ヴェト
ナム人であり、アメリカの大臣にとっては、イラク
人であり、イスラエルの大臣にとっては、パレスチ
ナ人だ。しかし、それでもパレスチナについて相違
する点、つまり、これは、すでに60年も続いている
ことで、単なる勝ち負けを云々する植民地主義なの
ではなく、殺戮=皆殺しなのだ。

ガザの犯罪は、このひどい土曜日に始まったわけで
はなく、ガザの包囲が始まってから、和平プロセス
の欺瞞的なコメディー(カルテット、アンナポリス
など、他の諸々)が受入れられてからなのだ。とこ
ろが、すべてのひとは、アラブ世界の現政権たち
が、和平の道を追求するのを奨励するために、イス
ラエルとの公式な/現実的な関係を保ったときから
なのだし、そして、欧州連合が、イスラエルとの協
力を一層、強化してからだということを、的確に
知っているのだ。

しかし、時は、分析やレトリックのときではない。
ガザで流されている血は、私たちに、尊厳を要求す
る。全世界の男たち、女たちは、意識の飛躍をする
ことができるのか、あるいは、もはや遅すぎるの
か、ということなのだ。それはガザやパレスチナの
ためではなく、己自身のためである。彼ら、彼女ら
は、奴隷になりえるのだ!
このような犯罪を前にして、抗議し、怒りをぶちま
けること、そしてイスラエルをボイコットするこ
と。パレスチナ保護のために国際部隊を要求するこ
と。占領の隠れ蓑となっているパレスチナ自治政府
の辞職を要求すること。そして、イスラエルを罰す
ること、行なわれた戦争犯罪を定義し、国際刑事裁
判所の前に、責任者を引きずり出すことだ。

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