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2009年1月

2009年1月20日 (火)

佐藤優とイスラエルの間にある闇 中川一郎ー鈴木宗男ー佐藤優

金光翔氏のサイトに新しい論考がアップされた。

金光翔「佐藤優の議員団買春接待報道と<佐藤優現象>のからくり」

http://gskim.blog102.fc2.com/blog-entry-8.html

詳しくはそちらを直接見てもらいたいが、天木氏はここで、佐藤の能力を一定評価した上で、「しかし、同時にまた私は、早い段階から彼(注・佐藤)のイスラエル、しかもモサド(イスラエル情報機関)、シャバク(治安・警察機関)との結びつき、シオニズム(パレスチナ紛争の根底にあるイスラエルの政治的ナショナリズム)への共感を感じ取っていた」として、「ロシアでの人脈づくりの過程ではユダヤ人脈と繋がりが不可避であること」(佐藤自身も、『国家の罠』で、イスラエルとロシアの深い関係、「イスラエルの持つロシア情報」の重要性について語っている)など、そう感じていた理由をいくつか挙げている。

そして天木氏は、今回の『アサヒ芸能』での佐藤のイスラエル擁護記事を読み、「ここに来て私の推測は確信に変わった。彼は日本におけるイスラエルの代理人であると思う」と述べている。さらに天木氏は、以下のように述べる。

「インテリジェンスの専門と称する佐藤氏の情報源も、彼の言論界における異常なまでの「もてはやされ」ぶりも、そして彼があそこまで外務省批判を繰り返してひるまないのも、何もかもその背後にイスラエルの支援と擁護があるのではないか。資金提供さえも受けているのではないか。」

今まで不可解に思っていたのが、佐藤優とイスラエルの関係だ。なぜロシア大使館勤務のノンキャリア外交官がイスラエルの協力者なんだろう。天木氏の発言にあるように佐藤はあちらこちらで、ロシアの内部情報をとるのには、ユダヤネットワークによるイスラエルが持つロシア情報が重要だと自慢げに話している。だが、こんなのは子供だましのデタラメだ。そもそも諜報活動も目的とする外交官がなぜ現地の大使館にいるのか。現地で生の情報をとるためだろう。現地ロシアにいながら、遠いイスラエルから情報をとるバカがどこにいる。

片山貴夫氏のブログを読んで、ふと思いついた。どうも思い違いをしていたようだ。
実はイスラエルとなんらかの関係があるのは、佐藤優の親分、鈴木宗男ではないのか。
佐藤はいつもの口から出任せ・デタラメで、メディアを煙に巻いているだけだったようだ。

『週刊金曜日』の佐高信は、鈴木宗男を「ダーティーなハト派」と持ち上げるが、鈴木宗男はハト派どころか利権と汚職の為に政治家になったというほどどす黒く汚れた人物だ。汚職で失脚するまでハト派だったことはない。再び利権にありつける力をつけて完全復活するために、ハト派のふりをしているだけだ。それにまんまと利用されている(利用している?)のが『週刊金曜日』や『世界』など、弱体化し日和ったリベラル・左派だ。
議員辞職勧告決議を受け、汚職で逮捕されるまでの数々の疑惑を改めて思い出してみればいい。プライドが異常に高いのにノンキャリアでくすぶっていた野心家の佐藤優を使って外務省に君臨し、北方領土利権(※1) これまで誰も手をつけなかった新興国などの海外ODA利権を独占。NGOピースウィンズ・ジャパン恫喝事件のきっかけは、外務省が予算化していたアフガニスタン復興NGO会議への支出を鈴木宗男の圧力で止めたという報道から。鈴木宗男は「この会議への政府からの支援は一切できんし、こんな行儀の悪いNGOへのこれからの支援も考え直さなきゃならんな。(外務省官僚とNGOに対し)今5億8000万もらっているのか。これからは逐一チェックさせてもらうからな。簡単には許しませんよ。」(※2)などと恫喝した。

鈴木宗男とイスラエルとの関係はないかと調べてみると驚いた。
鈴木が秘書を務めていた中川一郎がイスラエルの協力者だったというのだ。知らなかったのは自分だけなのか?
その人脈を継いだのが鈴木宗男だということを、佐藤自身が証言している。

佐藤 それをうまく使ったのが、鈴木宗男さんです。外務省は、杉原さんのことに関しては、触るなというスタンスでした。そのときに、鈴木さんが「杉原千畝さんの名誉回復だけはどうしてもやる」と外務省に働き掛けました。後で調べてみると、中川一郎先生が青嵐会のときに、イスラエル支持の姿勢を鮮明にしたので、鈴木さんはその時から、イスラエルとは人脈があるわけです。ですから、杉原千畝さんの(ユダヤ人に対する)功績を知っているわけですよ。鈴木さんが杉原さんの名誉を回復させた後、小渕首相に付いてアメリカに行ったときも、シカゴ商品取引所の会長が、鈴木さんのところから離れないのです。よくよく聞いてみると、その会長は、杉原きんに救われた一人なのですと言ったそうです。私の裁判にも、テルアビブ大学の先生が来てくれるくらいですから。

http://blog.goo.ne.jp/taraoaks624/e/76a6f139bde11bbcf3976f68f824c5bb

以前から、気になっていた中川一郎の不審な自殺事件。
中川一郎の金庫番鈴木宗男が中川の死に何らかの関わりを持つという疑惑が持たれた。それは中川一郎の陰で汚いことをやっているという噂が絶えなかったからだ。
一番注目したのが、秘書鈴木宗男がロシアの工作資金を受け取り、総裁選資金に使ったことを悩んで自殺したというもの。それが本当なら、中川一郎がイスラエルとの関係を持ったのも、鈴木宗男が仕込んだものと考えることもできる。

佐藤優がひけらかすイスラエルとの関係は、実は鈴木宗男のものだった。性根から金権体質の鈴木宗男がイスラエルから資金を受けていたのは間違いないだろう。


(※1)  外務省のロシア支援室を牛耳ったことにより、まさに北方領土利権は鈴木宗男代議士の独壇場となった。
 だが、鈴木氏のドス黒い利権漁りは、人道支援への口出しだけにとどまらない。いやむしろ、それはほんの氷山の一角にすぎない。

「宗男の真の狙いは北方領土返還後を睨んだ開発利権。返還された暁には、国が莫大な開発援助金を投入することになるんです」

 と、地元事情通はいう。

週刊新潮 2002年2月28日号

(※2) http://www.asyura2.com/sora/bd16/msg/522.html

2009年1月11日 (日)

イスラエルと米国こそテロ国家

現在もイスラエルによる無差別虐殺がおこなわれている。

フランスのサルコジによる欺瞞的な仲介は、単なるパフォーマンス・茶番でしかなかったが、それでも何もしないよりマシで国際社会が動くきっかけにはなった。パレスチナの抵抗運動をイスラム原理主義組織のテロと決めつけ、イスラエルのパレスチナ征服を支援する欧米は、かっての帝国主義時代そのままに過激派への掃討作戦として矮小化して事で納めようとしている。
イスラエルの密集地ガザへの無差別空爆によって400人以上のパレスチナ人が殺されても、国連を含めた国際社会は「報復の連鎖」、「双方に自制を求める」などとまったく止める気はなかった。
しかし、大国の都合のいい情報だけが流れたこれまでとは違った。イスラエルはガザから報道陣を閉め出したが、ガザで行われたジェノサイドは刻々と世界に伝えられた。
世界各国の人々がガザでのイスラエルの虐殺行為を非難することとなり、イスラエルと共に検問を封鎖してガザを兵糧攻めにするエジプトのムバラクや、イスラエルのガザ無差別爆撃の責任はハマスにあると決めつけイスラエルを擁護した英国などは、国民の批判を受けている。
欧米とくに米国の中東戦略とイスラエルの嘘は、世界中に知れ渡った。

殲滅するか隷属するか。

イスラエルの自衛のための攻撃というのが、真っ赤な嘘であること。ガザから発射されるロケット弾は、イスラエルにやっと届くようなもので、これが戦争ではないことは報道で一目瞭然だ。イスラエルの攻撃は、迫害からの抵抗運動を住民もろとも殲滅させようというものだ。オスロ合意が茶番であり、イスラエルがパレスチナ征服しか目的にしていないことも理解されるだろう。このイスラエルのガザ侵攻で殺害されたパレスチナ人は、現在で821人以上きちんと調査すればもっと多いはずだ。負傷者数は3300人以上、イスラエル側は、兵士を含めて十数人。イスラエルはハマスが放つロケット弾からの自衛手段というが、そんな理屈が通用するのは、もはやイスラエルと米国しかいないだろう。イスラエル国民の91%は、ガザ爆撃を支持している。(※1)
そして、米国上下院議会は、イスラエルのジェノサイドを自衛として支持することを決議した。(※2)
オスロ合意の後、イスラエルは入植地を拡大し、パレスチナは最早自治区さえも失おうとしていた。イスラエルは更に抵抗するガザ地区を封鎖して、巨大な強制収容所とした。物流を止めガザのパレスチナ人を兵糧攻めにしたあげく、封鎖したままハマスの抵抗を口実に住民を虐殺している。パレスチナ人は、イスラエルと欧米を中心とした国際社会によって、殲滅させられるか隷属するかの選択をつきつけられている。

テロとの戦い

9.11の後、米国は「テロとの戦い」を宣言した。テロとの戦いは、国際法が適用されないと言い切っている。ブッシュは、「イラク、イラン、北朝鮮」を悪の枢軸として新たな攻撃目標にした。9.11の後、アルカイダを攻撃目標としてアフガニスタンに侵攻、その後、アルカイダとの関係、大量破壊兵器所有の疑惑でイラクを攻撃して木っ端みじんにした。
イラクに対する宣戦布告なき戦争は、大儀のない戦争と言われるが、これがイスラエルの為であることがよくわかる。米国内のユダヤ人ネオコンが攻撃目標をイラクに定めたのだろう。イラクを消滅させた後は、イランに攻撃目標を定めた。北朝鮮はシリアとの核開発協力の疑惑を持たれたが、イスラエルの直接の敵ではない為、ネオコンは北朝鮮とは本気で戦争する気はなかった。

イスラエルこそテロ国家であり、米国はテロ国家であり、テロ支援国でもある。



※1 停戦拒否、世論が後押し=9割超がガザ軍事作戦支持−「壊滅」に恐怖・イスラエル

1月10日14時9分配信 時事通信
 9日付のイスラエル紙マーリブが掲載した世論調査結果によると、ハマスに対する軍事作戦について、ユダヤ人市民の91.4%が賛成。反対はわずか 3.8%だった。この極端な世論動向は、2月10日に総選挙を控えるイスラエルの政治家にとって、8日に採択された同決議より圧倒的な重みを持つ。
 同国のユダヤ人社会にとっての戦略的脅威とは、特に「イスラエル壊滅」をうたう勢力を指す。南隣ガザのハマス、北隣レバノンのイスラム教シーア派武装組織ヒズボラ、そしてハマスやヒズボラを支援し、核開発を進める東方のイランだ。
 こうした中、ハマスが支配するガザに強圧的な対応を取ることに社会は寛容だ。ガザ軍事作戦で、子供や女性多数を含むパレスチナ人犠牲者は、イスラエル側の100倍近いペースで増加しているが、自己批判の声はほとんど聞かれない。 

※2 米議会、イスラエル支持を決議 ブッシュ政権と足並み

 【ワシントン=弟子丸幸子】米下院は9日の本会議でイスラエルによる自衛の権利を認めるとの決議を賛成多数で可決した。イスラム原理主義組織ハマスにロケット弾攻撃を停止することを要求するなど、ブッシュ政権の立場と足並みをそろえた。

 米上院でも8日、同様の内容を決議しており、政府、議会がそろってイスラエル擁護の姿勢を明確にした。ペロシ下院議長(民主)は9日、ハマスによるイスラエル領内への攻撃は「受け入れられない安全保障上の脅威」と非難した。 (11:03)
 日経新聞(電子版)

2009年1月 4日 (日)

パレスチナの悲劇 (5)

ユダヤ教原理主義国家を揺るぎないものにするために、イスラエルと米国はパレスチナ人の民族浄化(Ethnic cleansing)を続けている。米国のシオニストに政治経済で支配された同盟国は、パレスチナ人が浄化されることでパレスチナ問題は解決されると思っているのだろうし、アラブの隣国も王族支配の維持の為シオニストの金で間接支配されている。パレスチナ支援を公言していたイラクは、米国の大儀のない侵略戦争で木っ端みじんに破壊された。誰も救いの手をさしのべようとしないパレスチナ人の運命は風前の灯火だ。

イスラエルは目的に達するだろう。しかし、それは自滅の始まりなのだ。イスラエル国家はパレスチナ人の『民族浄化』で成立した国家という歴史事実は残るからだ。

米ブッシュ大統領:「ハマスに責任」 ガザ空爆で見解

 【ワシントン及川正也】ブッシュ米大統領は2日、イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ地区への空爆について「最近の暴力はハマスによって引き 起こされた」と指摘し、ハマス側に責任があると強調した。一方で、ガザへの武器密輸を防ぐ国際的監視制度を導入した停戦の実現に向けて外交努力を強化する 意向も表明した。

 大統領の公式発言は先月27日に空爆が始まってから初めて。ホワイトハウスが3日放送のラジオ演説の内容を公表した。

 大統領はイスラエルの軍事行動は国民を守るための反撃だったと擁護した。イスラエル軍が準備中の地上侵攻についてホワイトハウスのジョンドロー副報道官は2日、「イスラエルが決めること」と述べ、容認する意向を示した。

毎日新聞(電子版)

とうとう、イスラエルは地上部隊を侵攻させた。

イスラエル軍 地上侵攻を開始

1月4日4時54分配信 毎日新聞


 【エルサレム支局】イスラエル軍は3日夜(日本時間4日未明)、パレスチナ自治区ガザへの地上侵攻を開始した。軍報道官が米CNNテレビなどに確認し た。イスラム教原理主義組織ハマスのロケット攻撃陣地の制圧が主な目的。軍当局によると、作戦は長期間に及ぶ予定だという。先月27日に始まり、死者が 440人を超えた対ガザ攻撃は、さらに拡大した。

 ロイター通信によると、ガザ北部ベイト・ラヒヤの住民が、戦闘ヘリを伴った戦車が境界のフェンスを越えて侵攻を開始するのを目撃した。一部の戦車は砲撃を行っていたという。ガザの別の場所でも侵攻が始まったとの情報もある。

 イスラエル軍報道官は「歩兵、工兵、海軍も関与している」と説明、標的が多いため作戦は長期間に及ぶとの見通しを示した。侵攻開始を受け、イスラエル当局は数万人の予備役の追加招集を発表した。

 リブニ・イスラエル外相は地元テレビに「今回の作戦が長期的な平穏をもたらすことを期待している」と述べ、ハマスに対する軍事的圧力を強めて停戦交渉を有利に進める意図を示唆。今後、数次にわたる作戦が必要になる可能性もあると語った。

 ハマスは侵攻作戦を激しく非難、ガザ領内の交戦でイスラエル兵士数人を殺害したと発表した。

CNNとロイターとイスラエル側の報道そのままだな。日本の新聞はどいつもこいつも「ガザを支配しているイスラム原理主義組織ハマス」と書くがハマスは、民主主義手続きで選ばれた政党であり、その点ではファタハより自治政府としての正当性があるはず。

イスラエルは勝利したとしても、復讐の陰に怯えて神経症になるに違いない。
近代で民族迫害をした日本人にも潜在意識に迫害した中国、朝鮮人への恐れがあるからだ。

2009年1月 2日 (金)

パレスチナの悲劇 (4)

アルジャジーラによると、ユダヤ教原理主義国家イスラエルは、ガザ地区へ地上軍を侵攻させる恐れが高まっている。狂気としか言えない。

イスラエルとそれを支援する米国、その同盟国にとって、イスラエルのパレスチナ侵略を成功させるには、民主的選挙で選ばれたハマスが障害になる。だから、彼らを非合法過激派と決めつけ、ガザ市民を虐殺、兵糧攻めで徹底的に痛めつけ厭戦気分やイスラエルへの抵抗力を失わせハマス離れを起こそうとしている。これはまさしく国家による民族テロだ。21世紀になってもこんな野蛮なことが行われている。

過去に、日本が朝鮮、中国でやった侵略と同じだ。抗日義勇軍を、テロと住民への残虐な弾圧によって孤立させようとした。後になって、欧米は自らの権益が侵されたことで立場を変えたが基本的には、他民族の人権などなんとも思わないのは今も変わらない。

ガザ地区を強制収容所にかえ、大量虐殺を実行するイスラエルの人類に対する犯罪を「ケンカ両成敗」などと戯けたことを言って黙認するのか潘基文国連事務総長。おまえに勇気はないのか?

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