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2009年2月 6日 (金)

佐藤優現象を広める「フォーラム神保町」の工作

1月25日の田原総一郎の番組「サンデープロジェクト」に佐藤優がTV初出演した。

http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=mo4GXIAP3II
http://www.youtube.com/watch?v=B3dPqtkQMUY&feature=related

出版メディア支配を達成した後、次はTVメディアに進出しようということなのだろう。佐藤が手始めに選んだのがTV芸者と言われる田原総一朗のサンデープロジェクトだというのは至極当然だろう。ここで田原に佐藤得意のやらせ対談で宣伝させ持ち上げられれば、岩波書店や週刊金曜日の支援で権威に成り上がった以上の効果を期待できる。
同じ田原が進行役をしている”朝生”ではやらせ工作ができないから、佐藤は出演しない。佐藤は八百長以外は絶対やらない。

番組を見れば佐藤が番組出演の目的がわかる。オバマ新政権で米国がどう変わるかトンチンカンな分析を一くさりした後、日米関係は歴史認識問題が持ち上がれば、日本側が不利な立場になるとそこらのバカウヨレベルの危機感を披露。
唐突に田原から田母神論文について質問がなされる(もちろんシナリオ通り)。それに対して佐藤は「よく議論するべきだ」「F22を入手するのが国益だ」「(米国従属の)タブーに踏み込んだ」と論文の歴史認識問題そのものを避けて日米関係を論じ、国益論をからませながら上げたり下げたり曖昧で距離を置いたコメントをしている。
どうでもいいようなこの場面で、佐藤は得意の国益論で問題のすり替えをして視聴者に右からも左からも受け入れられる国際情勢分析の専門家という立場を印象づけたかったのだ。あえて「田母神論文」を話題に出したのは、「田母神論文」がAPAの代表・元谷外志雄の本『報道されない近現代史』を記念して行われた『真の近現代史観』懸賞論文に応募したもので、田母神論文と歴史観を同じくするそのトンデモ本を絶賛する推薦文を佐藤が書いたことを、なんとか言い逃れようとしているのだ。とても他人事のように振る舞える立場ではなく、ほぼ選考委員の渡部昇一と同じ当事者と言ってもよいくらい言い逃れできない立場なのだ。
http://www.apa.co.jp/outline/outline07.html

これまで佐藤優はいくらあからさまな二枚舌を使おうが、影響力のある言論人を手なずけることで批判を表に出ることを抑えてきた。TV初出演でも田原を使って同様の工作を仕込んできたわけだ。

Yahoo!掲示板 ”ふざけるな!拉致議連、救う会、家族会”に以下の投稿があった。


Re: 高杉良に失望     2009/ 1/28 10:15 [ No.34314 ]

このブログを読んでいたら、
≪佐高信ほど、自分の言葉に責任を持たない人間は居ない≫ようです。

「田原総一朗ノンフィクション賞」を「紙クソ」と罵倒しているけれど、
選考委員に佐藤優がいます。

佐藤優はVIP扱いで<別格>のつもりなのか、
それとも、
「スポーツ新聞の読者は(佐高信自身が社長を務めている)『週刊金曜日』なんか読んでいないだろう」と、鷹をくくって(あなどって)いるのでしょうか?

2009-01-27 22:03:59
satakaの投稿
東スポ「マンデー激論」−田原総一朗は紙クソ&佐高信政治塾
http://ameblo.jp/sataka/entry-10198929251.html

しかも、【主催】 フォーラム神保町 (『金曜日』関係者も参加している)

(上記は2つの連続した投稿をまとめています。)

なるほど。田原総一朗は佐藤優と深い関係のジャーナリストが集まる研究会「フォーラム神保町」の主催の「田原総一朗ノンフィクション賞」創設というエサで釣られ、その見返りとして1月25日の番組の佐藤優の印象操作を演出したのだ。そしてどうやら田原総一朗も「フォーラム神保町」のメンバーになったようだ。

同じく、Yahoo!掲示板 ”ふざけるな!拉致議連、救う会、家族会”から、


去年見た時には「田原総一朗」の名は無かったと思いますので、
彼が入ったのは最近のことでしょう。

フォーラム神保町会員規約
http://www.forum-j.com/agreement.html
第4条(世話人) 本会の世話人は以下の者である。
青木理、伊田浩之、伊東乾、魚住昭、乙骨正生、香山リカ、小林健治、佐藤優、多井みゆき、田原総一朗、東郷和彦、二木啓孝、宮崎学、山口二郎、山田聡(50音順)

しかし、佐藤に対する疑問は深まるばかりだ。
佐藤優の知的能力は、彼の文章を読んでも並の下程度のもので、国際情勢分析もほとんどデタラメなので国際インテリジェンスのプロだとかは、幼稚なハッタリでしかないだろう。たとえ佐藤の言うようにモサドだの外国の諜報機関と関係があるとして、佐藤優が他国の諜報機関が収集した情報の受け手になることは完全にあり得ない。ありえるのは諜報機関が自国に有利になる(当然)情報操作を佐藤を協力者として流す場合だけだ。
だけど、佐藤が他国の諜報機関との関係があると言えば、それは他国にコントロールされたスパイであると表明していることになるから、そんな間抜けな工作員がいるとは思えなし、外交官がスパイとなればもっと大騒ぎになっているはずとも考えられるが、ロシアやイスラエルのスパイと言われながらも、佐藤の発言力は日増しに大きくなっているのだから、結果的に工作は成功していることになる。

これほど効率よく日本の言論人と言われる人たちが(その中身は空っぽだとしても)次々と籠絡されていくのは、やはりなにか佐藤を操る別の力が働いているのかと思ったりもする。




 

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