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2010年4月

2010年4月29日 (木)

自分が知ってもいないことを知っていると言う"知のハリボテ"

疑似科学を中心に知の詐欺師のまやかしを批判する、気になるブログの『Liber studiorum』のシリーズ記事「佐藤優と偏微分(笑)」でネタふりされているので ”佐藤優と「偏微分(笑)」・「不完全性定理」編”をネタに使わせてもらいます。自分も以前興味本位でゲーデル関係の本を買って読んだことがあるので。 というか、いつもの事ながら佐藤に引用されている内容がどうのこうの以前の問題だと思うのだが。(笑)

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資料5-1
『SPA!』12/29-1/5号。

< 問題の予兆を感じるための毎日の勉強やトレーニング方法>については、数学基礎論を勉強することが役に立つと思います。数学基礎論とは「何が問題で あるか」について、徹底的に考える学問だからです。ここではゲーデルの不完全性定理が重要です。数学は完全な学問であるように思われていますが、そうでは ありません。完全であるときは矛盾していて、矛盾していないときは欠損がある。また、数学には答えがない質問がありうる。こういうことをクルト・ゲーデル という天才数学者が明らかにしました。 

資料5-2
田原総一朗と の対談本『第三次世界大戦 世界恐慌でこうなる!』より。

田原  金融工学は、数学の本質がわかっていないわけ?
佐藤 わかっていない。問題は、数学がどんな場合に適用できる か。そもそも数学というのは、昔から矛盾がない純粋な理論体系とされていた。さまざまな学問のなかでも、もっとも厳密で合理的・論理的な学問だと思われて きましたよね。ところが数学は、じつは厳密な学問じゃないんですよ。ゲーデルという人がいるんです。
田原  ゲーデル? どこの誰ですか?
佐藤 オーストリアの数学者。「ゲーデルの定理」とも呼びますが、「不完全性定 理」というものを1931年に証明した。「自然数論を含む公理系が無矛盾ならば、その体系の中には真偽が判定できない論理式が存在する、すなわち不完全で ある」という定理。「自然数論以上の数学的内容をもつ形式的体系が無矛盾であるならば、その体系の無矛盾性の証明は、体系内で形式化可能な方法によっては 不可能である」と言ってもいいですけど。ようするに数学から出てくるものには、前提として相当曖昧な部分がある。物事の一部にしか適用できないんだ、と思 えばいいんです。

資料5-3
『週刊プレイボーイ』連載「佐藤優のセ カイを見破る読書術」第47回より。

 数学とはどういう学問であるかを研究する数学基礎論と いう分野がある。ここで必ず学ぶゲーデルの「不完全性定理」が重要だ。その要点は、ゲーデル自身の言葉を引用すれば次のとおりである。(略) 
数学が、絶対的に確かな知識でないならば、複雑な高等数学を用いた金融工学も絶対的に確かなものとは言えない。
  統計、金融工学など数字が出てくると、その内容を理解できなくとも信用してしまう。だが、数学には解答のない問題もあるのだ。数学を魔術のように巧みに用 いる詐欺師に騙されないようにするためにも、数学について知っておくことが重要だ。

資料5-4
『ぼくらの頭脳の鍛え方』より。

 二十世紀における数学上の最大の成果は、ゲーデ ルによる不完全性定理の発表と思う。ゲーデルが、数学は自己の無矛盾性を証明できないことを証明したことによって、数学を用いる物理学、経済学などがすべ てこの制約下に置かれていることを理解しておくことが重要。

http://a-gemini.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/1-84a6.html

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「さまざまな学問のなか でも、もっとも厳密で合理的・論理的な学問だと思われてきましたよね。ところが数学は、じつは厳密な学問じゃないんですよ。」

 ゲーデルが「不完全性定理」によって自然数論の不完全性が証明されたとしても、数学が厳密な学問であることに変わりはない。

「 数学が、絶対的に確かな知識でないならば、複雑な高等数学を用いた金融工学も絶対的に確かなものとは言えない。
  統計、金融工学など数字が出てくると、その内容を理解できなくとも信用してしまう。だが、数学には解答のない問題もあるのだ。数学を魔術のように巧みに用 いる詐欺師に騙されないようにするためにも、数学について知っておくことが重要だ。」

 複雑な高等数学といっても、金融工学程度のレベルの範囲は、経験的に論理の正しさが実証されている安全地帯。というか、論証的学問として人類が永い歴史の中で積み上げてきた数学の成果を一言で否定してしまう佐藤はどれほどのバカなんだ。(笑)

 佐藤がほざいているのは、人間の想像の及ばぬ極限の世界のほつれを心配して、夜眠れなくなるような、与太郎レベルの馬鹿な主張。与太バカでなければ、詐欺師か論理的思考の出来ないおつむに欠陥があるかわいそうな人だ。

知の詐欺師が「詐欺に騙されるな」とはお笑いぐさだ。

「ゲーデルが、数学は自己の無矛盾性を証明できないことを証明したことによって、数学を用いる物理学、経済学などがすべてこの制約下に置かれていることを理解しておくことが重要。」

 物理学や経済学がすべて「不完全性定理」によってどんな制約下に置かれているだ? 具体的にどういう事なのか説明してみろ。そのまま読めば、数学を用いる物理学や経済学などの結果は信頼するに値しないと言うことなる。

 すごいぞ、数理科学系学術書も出版する岩波書店が社運を賭けて重用している佐藤優先生は数学は不完全だから、それを使う現代の科学は嘘っぱちだというわけだ。(爆笑)

 なにが「理解しておくことが重要」だよ。この支離滅裂のトンデモイカサマ師。

姜尚中さんは?

 朝鮮学校に対する高校無償化除外問題は、その露骨な差別で珍しく新聞に取りあげられた。 海外の目があったからこそ、日本の一部新聞がアリバイとして取りあげただけのことなのだが。

 この問題は単に北朝鮮とのつながりがある朝鮮学校を無償化から除外するという単発的や外交問題から発したものではなく、アジア隣国への侮蔑的意識、差別意識という根深い日本人の原罪が露呈した象徴的な問題としてとらえるべきだろう。これは日本国内での少数民族弾圧問題なのだから。

 そもそも日本にとって日本人の原罪の生き証人である在日は都合の悪い存在なのだが、その処遇について現在の政権でもいろいろな差別的圧迫を加えて都合の良い在日と都合の悪い在日と切り離したり、切り崩したりして、彼らが日本人から見えない存在のままにしようと考えている。

 朝鮮学校に対する高校無償化除外問題については、知識層からも批判的なコメントや署名などもでているのだが、多くのメディアで在日代表として扱われ、人気も影響力もある姜尚中氏の関連発言を見たことがない。どこかにコメントがあれば誰か教えて欲しい。
まさか、都合の良い在日御用学者になったわけではない?



 




2010年4月28日 (水)

一ヶ月ぶりのご無沙汰です。

仕事が忙しくなったと言い訳しながら更新を怠っている内に、怒ったり、呆れたり、文句をつけたくなる問題が宿題のように山と積み上がってまったく手が出せない状態になってしまった。

いつも参考にさせてもらっているブログのように、かっこの良い長文を書こうなんて思っていたら、たぶん永久に更新できなくなりそうなので、小ネタを掲示板で慣れた三行コメント的な感じでやっつけていこうかなと思う。

嘘はつかないけれど、多分勘違いやデタラメは大いに混じっていると思う。(笑)

ここから、プライベートな(?)連絡文です。

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本日(4/28)、私の発言にとっても恥ずかしい大きな誤りがありました。

以下のように訂正いたします。

K氏とS氏が手打ちをしたというのは全くの間違いです。K氏とK.Y氏の関係と勘違いしていました。

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まったく申し訳ありません。きちんと謝罪しますので「自分だ」と思われる方はメールをください。<(_ _)>

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