最近のトラックバック

« 米国が企てる朝鮮半島の危機 米国対北朝鮮政策の転換 | トップページ | 米国が企てる朝鮮半島の危機 「爆発はなかった 魚雷もなかった」 »

2010年5月27日 (木)

米国が企てる朝鮮半島の危機 米国対北朝鮮政策の転換 2

そもそも韓国軍の哨戒艦沈没事件は真相がどうであれ韓国政府・軍は「沈没は北朝鮮の攻撃」という結論しかだせない。政府または軍が責任を負うか、全ての責任を北朝鮮に負わせるかのどちらかしか選択肢はない。韓国政府は、自らにはまったく責任はなく、全ての責任を北朝鮮に負わせることを決断した。 例え韓国政府が主張するように北朝鮮の魚雷攻撃だとしても、こともあろうに哨戒艦が向かってくる魚雷にも気がつかず、やすやすと撃沈されたことは軍の責任であるはずなのに、軍の誰も責任をとっていない。更に艦長と将校が生存し、一等兵や二等兵が犠牲になったということは、軍隊という組織の中では恥さらしな事であるのに艦長や将校への責任追及や批判、彼らの謝罪というのも聞いたことがない。

これは、最初から韓国政府と軍が自らの責任逃れを第一に優先していたからだ。韓国政府が責任逃れをするなら、その責任は当然北朝鮮になすりつけるしかあるまい。

 だが、問題はそれが単に責任逃れのレベルではなく、戦端を開くための謀略に使われていることだ。普通に考えても、ここで北朝鮮との緊張が高まれば、好調な韓国経済はこのようなリスクを恐れる外資の多くは逃げてしまい大変な混乱に陥る。なぜ、経済大統領と自称する李明博韓国大統領が急いでそこまで事をエスカレートさせるのか。事態を収拾させる落としどころもなく、北朝鮮を決定的に追い詰められるような韓国の行動は、北朝鮮の軍事報復を待っているとしか思えない。

 このような決断が韓国大統領が単独で行なうとは考えられず、韓国やこの地域の安全保障のイニシアティブをもつ米国のシナリオであることは間違いないだろう。

 日本はこの有事を積極的に利用して米国との安保の強化、(米軍の下請けとしてだが)日本軍の完全復活に望むだろう。日本は朝鮮戦争による好景気よ再びと内心考えているだろうが、進んで軍事的に巻き込まれに行くのだから好景気どころか戦争リスクが日本経済にも直撃することになり韓国と一蓮托生となる。

* はみ出しネタ

もう知られていることなのだろうか?

哨戒艦「天安」は就役から21年たった艦船で、沈没の前月には次期護衛艦に変わることが報道されている。
----------
次期護衛艦、2012~2016年に順次配置
   
  敵の対艦誘導弾に対する防衛能力を取り揃えた次期護衛艦(2300トン)が2012年を皮切りに2016年まで順次に配置される。国防部は24日、金泰栄(キム・テヨン)長官が出席した中で第40回防衛事業推進委員会を開き、こうした内容を議決した。次期護衛艦は搭載装備を含み、1隻当たり2700億ウォンで6隻ほどが建造される。次期護衛艦事業は1980年代に建造され、寿命が来た既存の護衛艦と哨戒艦を交換するもので、新しい護衛艦は艦隊に配属され、海域監視および防衛と海上統制権確保戦力として運用される。

http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=127604&servcode=400&sectcode=430
----------
この退役決定の老朽艦船が何の目的であの場所にいたのかのかも不思議。もちろん、哨戒任務なんだろうけど(笑)

« 米国が企てる朝鮮半島の危機 米国対北朝鮮政策の転換 | トップページ | 米国が企てる朝鮮半島の危機 「爆発はなかった 魚雷もなかった」 »

安全保障」カテゴリの記事

コメント

… 例え韓国政府が主張するように北朝鮮の魚雷攻撃だとしても、こともあろうに哨戒艦が向かってくる魚雷にも気がつかず、やすやすと撃沈されたことは軍の責任であるはずなのに、軍の誰も責任をとっていない。…

 まさにここなんですよね!。万一、〝百万歩譲って〟北の攻撃だとして。…あたかも〝平穏に航行していた、民間の漁船やら客船やらが、突如、正体不明の北朝鮮の軍艦から(いわれの無い)奇襲攻撃を受けて、犠牲者が出た、けしからん!〟というような、〝怒り方〟(2MBほか反統一勢力)、〝バカ騒ぎ〟(阿呆マスゴミ)なことです。 休戦状態(一時撃ちかたやめ)だという〝超〟初歩的な認識もなく、ただただ(お友達の)大本営発表を読み上げる(だけ…ならまだしも、したり顔で無責任なコメントまで;)。 沖縄問題で四面楚歌のハトポッポは、見事に(目先の)利害が一致してますね。 6.15以後~2MB執権までの期間はさておき、南北間の軍事的な〝小競り合い〟などは日常茶飯事であったし、双方ともに犠牲者が出ていたでしょうに。 同じ気持ちで物事を見れるならば、近くはえひめ丸(でしたね?)の〝事故〟しかり、或いは(最近報道が皆無な)イラク、アフガンでの、多くの人命被害についても思いをはせ、同じように〝騒ぐ〟のが筋じゃないでしょうか?。

済州さん、こんばんは、

----------
6.15以後~2MB執権までの期間はさておき、南北間の軍事的な〝小競り合い〟などは日常茶飯事であったし、双方ともに犠牲者が出ていたでしょうに。
----------
そのとおりですね。このエスカレートぶりは異常です。それが韓国が完全に米国に操られている証左なのでしょう。

となれば、トンキン湾事件、イラク侵略に続く米国の謀略だと思います。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/514263/34902702

この記事へのトラックバック一覧です: 米国が企てる朝鮮半島の危機 米国対北朝鮮政策の転換 2:

« 米国が企てる朝鮮半島の危機 米国対北朝鮮政策の転換 | トップページ | 米国が企てる朝鮮半島の危機 「爆発はなかった 魚雷もなかった」 »

2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ