「司馬史観」 - <佐藤優現象>の向こうに見える"坂の上の雲" 2
以前書いた記事 「司馬史観」 - <佐藤優現象>の向こうに見える"坂の上の雲" では、リベラル・左派が実は日本の帝国主義的侵略思想そのものである「司馬史観」を受け入れていることを批判した。「司馬史観」そのものへの批判も書くつもりだったのだが、書きかけのままになってしまった。 先月「司馬史観」の問題点について的確な反論と歴史ドラマとして放映したNHKへの批判が書かれた良書が出版された。
「司馬史観」 - <佐藤優現象>の向こうに見える"坂の上の雲"で参考に使わせてもらった『司馬遼太郎の歴史観ーその「朝鮮観」と「明治栄光論」を問う』の中塚 明先生とやはり、当ブログ記事「読み方注意!『福沢諭吉伝説』 - 恥を知れ佐高信」で参考させてもらった『福沢諭吉のアジア認識』の安川寿ノ輔先生、「開かれたNHKをめざす全国連絡会世話人」の醍醐聡先生の共同執筆によるもの。
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NHKドラマ「坂の上の雲」の歴史認識を問う―日清戦争の虚構と真実
著者:中塚 明,醍醐 聰,安川 寿之輔 |
これを読めば、司馬遼太郎などによって定説として語られる日本の歴史が如何に嘘にまみれているのかわかる。そもそもその嘘が当時の官民によって創り出された日本国と日本人の虚構の神話である。司馬は、日本国家の嘘に嘘の上塗りをしているだけなのだ。
「司馬史観」は「優越民族思想」に基づいた「皇国神話」と強欲な「帝国主義」を結びつけた「日本主義(ジャパニズム)」というべき幼稚な自国中心主義の擁護言説でしかない。
(キム・ヨンボム「日本主義者の夢」 日本語訳柴野貞夫時事問題研究所 http://www.shibano-jijiken.com/NIHON%20O%20MIRU%20JIJITOKUSHU%20SR%20TOP.html )
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