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2010年8月

2010年8月14日 (土)

”終戦記念日特集”の気持ち悪さ

8月15日も近いのでTVなどで戦争に関する特集が組まれているが、いつまでたっても原爆の悲惨さと空襲の被害の繰り返しで、自らが最大の加害者であり、日本の暴虐の被害者が何百万、何千万人といることを隠し続けている。いつまにやら被害者面する恥知らずなプロパガンダは、司馬史観と併せて完全な歴史偽造だ。

今さっき見たNHKの番組『色つきの悪夢「カラーでよみがえる第二次世界大戦」』でも頭の悪そうな若い俳優を集め、狡賢そうなNHKの解説委員とビデオを見て語っていたが、ビデオによってナチスドイツの侵略と残虐な行為は説明されても、日本に対しては日米”戦争”だけに矮小化し、戦闘と原爆というアイテムで殺される日本人しか見せない。日本、日本軍の残虐行為はきれいさっぱり抜け落ちている。これだけ見ると、日本は単なる戦争被害者としか見えない。この柳沢解説委員はこのフィルムを見てNHKも含めたマスメディアが戦意高揚を煽った責任があると発言していたが、このビデオを見てどの口がそう言い切るのだろうか。一人の若い俳優は、日本軍の残虐行為である石井部隊の生体実験に言及していたが、他の出演者は日本が加害者であることさえ知らないようだ。彼らのような者が一般的だろう。NHK始めマスメディアが戦前戦中と同様に、今でも情報操作に荷担しているのだから。

そもそも日本人にはナチスドイツとホロコーストへの批判をする立場にない。にもかかわらず、自らの立場を棚に上げてのナチスの行為への批判を恥ずかしげもなく平然と日常的に行なわれている。これは日本人の中に、日本のナチス以上の残虐行為という歴史事実を忘却しようという狡猾な願望があるからだろう。

そういった日本人の何食わぬ顔で立場を変えるご都合主義は、保守だけでなくリベラル・左派でも遺憾なく発揮している。

media_debuggerさんの記事、”「STOP!!無印良品キャンペーン」への賛同と若干の疑問について”で言及している”疑問”は若干などというものでは無い。日本の平和運動がもつ本質的な問題が指摘されている。

金光翔氏の”私にも話させて”での記事”メモ14”でも

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私が驚いたのは、誰一人として、パレスチナ問題を論じるにあたって、朝鮮学校無償化排除問題などの、現在進行形の在日朝鮮人への抑圧に言及していないこと である。パレスチナ問題と沖縄やアイヌ、グアムへの「植民地主義」の抑圧(もちろん、これらの問題とも関連性はあろうが)については饒舌に語っているの に。以前にも書いたように、 軍事的脅威が喧伝されながら人権を抑圧するという点において、パレスチナ人への抑圧と、北朝鮮系とされる在日朝鮮人への嫌がらせは同じであるが、肝心要の この問題については、あたかも周到に回避しているかのようである。中心的焦点を回避しつつ、その周辺に触れることで何かを論じたつもりになる光景。まるで 成田龍一や岩崎稔の文章のようである。イスラエル左派というのもこういう感じの人たちなのかもしれない。

http://watashinim.exblog.jp/i9/

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在日韓国人の人気政治評論家の姜尚中氏もナチスのファシズムは語っても、日本については言及を避けている。もう彼は日本人に口当たりのいいことしか書くことはないだろう。

これまでの反核運動、護憲運動などが大衆運動になる過程で日本的マスターベーションに陥っている。だから国際的にほとんど相手にされないのだ。

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