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パレスチナ問題

2009年4月25日 (土)

反人種差別会議でのボイコット国はイスラエルの共犯者

「不参加」続出の人種差別撤廃会議、イスラエルは大使召還

ワシントン(CNN) 国連が主催する20日からの人種差別撤廃関連会議を米国がボイコットしたのに続き、オーストラリア、ドイツ、カナダなどが19日、相次いで不参加を表明した。イスラエルは20日、抗議のため開催地スイスに駐在する大使を召還した。

米国務省は18日、同会議で採択される文書にイスラエルを批判する内容が含まれているとの理由から、参加を見送る方針を明らかにしていた。20日には新たにポーランドも不参加を表明。イスラエルのネタニヤフ首相は同日、各国によるボイコットを歓迎すると述べた。

ネタニヤフ首相は同時に、会議の出席者に「人種差別主義者であり、ホロコースト(ナチスドイツによるユダヤ人虐殺)否定論者でもある人物がいる」と、アフマディネジャド・イラン大統領が招かれていることを指摘。駐スイス大使を本国での協議のため召還すると発表した。

オバマ米大統領は19日、米国が事前に、文書案が「十分に」修正されない場合は参加できないと警告していたことを強調。「人種差別の軽減には他国と協力し、世界規模で取り組みたい」との姿勢を示す一方、「(同会議は)その機会にならなかった」と述べた。

オーストラリアのスミス外相は、同会議が01年の前回会議と同様、「反ユダヤ主義などの攻撃的な思想を公言する場として利用されかねない」と懸念を示した。

一方、ピレイ国連人権高等弁務官は、米国などの不参加に「深い衝撃と失望」を表明し、「人種問題に取り組むうえで、ごく一部の側面だけを優先させている国 があり、差別される人々への懸念が後回しにされている。人種問題はいかに困難であろうと、世界規模で討論する必要がある」と語った。

http://www.cnn.co.jp/world/CNN200904200018.html

 イスラエルがユダヤ国家を成立させるためにパレスチナの土地を奪い、パレスチナで暮らしている人々を排除し、抵抗する市民を大量虐殺しているのは、揺るがない事実。

ユダヤ人が欧州で過去に迫害を受けたということと、イスラエルによるパレスチナ侵略とは関係ないことだ。ユダヤ人はナチスドイツと同じ犯罪をパレスチナ人に行っている。

 イスラエルが欧州での過去の迫害の被害者という立場を他民族への迫害に利用するのなら、アフマディネジャドイラン大統領のようにユダヤ人ホロコーストに疑義をもたれても仕方がない。事実かどうかより倫理的な問題として、ユダヤ人ホロコーストは、卑怯な口実に過ぎないからだ。イスラエルの傲慢な人種差別的態度や行動が反ユダヤ、ネオナチに正当性を与えているのだ。これはもう似たもの同士と言い捨てられても仕方がない。

 イスラエルを擁護するために、アメリカ合州国、カナダ、オーストラリア、ドイツ、オランダ、ポーランド、イタリアなどが、会議をボイコットや会議場から退出した。彼らは、すべてヨーロッパかヨーロッパからの移民国家だ。彼らこそが人種差別をしてきたもの達だ。国連反人種差別会議は、欧米の植民地主義者達には居づらい場所なのは当然。

 欧米の擁護者は、イスラエルがやっているパレスチナ人へ迫害批判に対して、正しく反論できない。だから、ボイコットなのだ。それは、アフマディネジャド・イラン大統領が演説で主張したとおり、そもそもイスラエルが現在も行っているパレスチナ人に対するホロコーストは、欧米と国連こそが導いたものだからだ。

彼らが耳をふさぎたくなるのも当然だろう。

 アフマディネジャド大統領は、欧州における人種差別の代償として、西側各国が「最も残虐で弾圧的な人種差別体制」であるイスラエルの建国を支援したと明言。「多数の西側諸国と米国が人種差別的な虐殺の加害者を擁護しているのは、なおさら遺憾なことだ」などと述べた。米軍のイラクやアフガニスタンへの進攻 にも言及した。

・・・

潘基文国連事務総長は声明で、会議を「糾弾と分断、扇動」に利用したとアフマディネジャド大統領を批判。演説で未来の結束に目を向けるよう同大統領 に促していたにもかかわらず、同大統領が従わなかったことに深い遺憾の意を表明した。潘事務総長は同大統領の演説が「会議目標と逆行し、現実的な差別問題 の建設的解決方法の構築が大幅に難しくなる」と述べた。

米国のウォルフ副国連大使は、アフマディネジャド大統領の演説が「恥ずべきで不愉快、扇動的」だとして、潘事務総長の意見に同意を表明。英国のブラウン首相も、演説を直ちに厳しく非難した。

フランスのクシュネル外相は、アフマディネジャド大統領が会議で不快な発言をした場合、他の欧州各国と一緒に退席するよう代表団に指示していたこと を明らかにして、同大統領の発言を容認しない姿勢をにじませた。カナダのハーパー首相は、同大統領の立場に反対の声を上げるのは「非常に良いこと」だと述 べるとともに、イランが核開発のほか、イスラエルとその住民を脅かし続けていることが大きな問題だと指摘した。

イスラエルのペレス大統領は、エルサレム市内で営まれたホロコースト(ナチスドイツによるユダヤ人虐殺)犠牲者の追悼礼拝で、アフマディネジャド大 統領の演説内容が「人種差別との戦いではなく、容認だ」と批判。「ナチスのヒトラーや旧ソ連のスターリン、イランのアフマディネジャドといった暴君が、な ぜユダヤ人を憎悪の標的にするのか理解し難い」と述べたうえで、こうした指導者らにはユダヤ人の精神力に対する誇大妄想的な恐怖があるのだろうとの見解を 示した。

http://www.cnn.co.jp/world/CNN200904210014.html

アフマディネジャド大統領が「欧州における人種差別の代償として、西側各国が最も残虐で弾圧的な人種差別体制であるイスラエルの建国を支援した」という認識は正しい。

この反人種差別会議での対立、分裂自体が、白人対その他、ヨーロッパ対その他の人種対立そのものであり、「イスラエル」という存在が近代の西洋植民地主義、人種差別の残滓であることを証している。

This is a state, after all, created by European colonists, built on the ethnic cleansing of the indigenous population, whose founding legal principles guarantee the right of citizenship to any Jewish migrant from anywhere in the world, while denying that same right to Palestinians born there along with their descendants. Of course, Israel is much else besides, and the Jewish cultural and historical link with Palestine is a ­profound one.

But even those Palestinians who are Israeli citizens face what the then Israeli prime minister Ehud Olmert last year called "deliberate and ­insufferable" discrimination by a state which defines itself by ethnicity. For Palestinians in the occupied territories, ruled by Israel for most of the state's existence, where ­ethnic segregation and extreme ­inequality is ruthlessly enforced, the situation is far worse – even without the relentless military assaults and killings. And Israel now has a far-right ­government whose foreign minister, Avigdor Lieberman, has said 90% of Israel's Arab citizens have "no place" in the country, should be forcibly "transferred", and only be allowed citizenship in exchange for an oath of loyalty to Israel as a Zionist Jewish state.

But if Lieberman had turned up to speak at the Geneva anti-racism conference, who believes that western delegates and ambassadors would have staged a walkout? Of course, there's a perfectly ­reasonable argument to be had about the nature of Israel's racism and whether it should be compared to apartheid, for example. But for western governments to hold up their hands in horror when Israel is described as a racist state has no global credibility whatever.

Israel's supporters often complain that, whatever its faults, it is singled out for attack while the crimes of other states and conflicts are ignored. To the extent that that's true in forums such as the UN, it's partly because Israel is seen as the unfinished business of European colonialism, along with the Middle East conflict's other special mix of multiple toxins. The Geneva boycotters, fresh from standing behind Israel's carnage in Gaza, are in denial about their own racism – and their continuing role in the tragedy of the Middle East.

http://www.guardian.co.uk/commentisfree/2009/apr/23/un-race-conference-walkout-ahmadinejad

上は記事の最後の部分の抜粋。下手な訳で申し訳ないがだいたいこんな事が書かれていると思う。

「イスラエルでは、世界のどこからのユダヤ人移住者にも市民権を保証しているが、ここで生まれたパレスチナ人には同じ権利はない。このような民族浄化によってヨーロッパからの移住者によって国家を成立させている。」

「占領地のパレスチナ人は、民族を分離させ、極端な不平等を強いている。状況はイスラエル軍の攻撃と殺害が無いとしてもより悪化している。」

「そして、イスラエルの現在極右政府での外務相であるリーバーマンは、イスラエルのアラブ系市民90%は国内に居るところはない。強制的に移動させなければならない。そしてシオニストのユダヤ国家としてイスラエルに忠誠を誓うものだけに市民権を与えると発言した。」

「もし、リーバーマンがジュネーブの反人種差別会議で意見を述べるために現れたら、西側代表と大使が議場から退出すると誰が信じるのか?」

更に、恥知らずなのが、潘基文国連事務総長だ。

イスラエルのガザ攻撃で、市民が避難している国連施設に対して白リン弾まで使った反人道攻撃を現地に行って見ていながらイスラエルを名指し批判できない。それどころか、人道犯罪国家「イスラエル」だけを擁護する態度は、ユダヤ人のロボットか、奴隷と言って良いだろう。彼はハーグ密使事件で韓国皇帝の密使が日本の国際法違反と主権の回復を訴えたにも関わらず、万国平和会議で欧米の大国はまったく相手せず、韓国は日本に飲み込まれてしまったという自国の民族の悲劇を自覚するべきだ。

とにかく、反人種差別会議に相応しくない人種差別擁護国家はボイコットや、退場したわけで、残った小国らは拍手喝采の末、会議を大国の妨害から守ったといえる。

アフマディネジャドの演説全文英訳テキストは、以下のアドレスで読める。ストレートで挑発的なもの言いだが、イスラエル問題を的確に言い表している。

http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/8010747.stm

2009年4月 1日 (水)

Brian Eno のイスラエル批判

今頃知ったのですが、私がもっとも尊敬するアーティスト、ブライアン・イーノ氏がイスラエルのガザの虐殺に抗議しています。短い言葉の中にもパレスチナ問題の本質を突く鋭い批判を投げつけています。
どこかの大人になれないよい子の「僕」ちゃん小説家とえらい違いです。中身のない薄っぺらな小説家と比較するのも腹立たしいのですが。


Brian Eno Stop Gaza Massacre protest London Saturday 3 January 2009

「ガ ザで我々が見ていることは、イスラエル政府が行っている挑発実験だ。150万人を小さな場所に押し込め、食べ物も、水も、衛生設備も、薬も与えず、彼らが 敵意を示したときは驚いたふりをする。その敵意は求められている。なぜなら、それは犠牲者を演じるきっかけになるからだ。イスラエルは自らが圧制者である 状況において犠牲者のふりをしているのだ。ホロコーストの灰から生まれた国が、そのようなふるまいをすることは悲劇だ。胸のはりさけるようなことだ。イス ラエルはなぜそうするのか?紛争を生み出す理由は何なのか?その裏には、そうすることによって彼らが移住地を引き続き建設できるということがある。アメリ カ政府から莫大な援助金を得続けられるということがある。彼らはパレスチナ人から祖国を奪い続けることができ、中東にワルシャワ・ゲットーを作り続けるこ とができる。」

日本語訳 "イルコモンズのふた。" http://illcomm.exblog.jp/9188883/ からの引用

2009年3月23日 (月)

思考停止のバカ社説 ネオコン朝日の社説子はアホのブッシュ以下

テロとの戦い—中東民主化へ支援強めよ

 イラク戦争開戦から6年がたった。

 米国のオバマ大統領は就任後、イラクからの米軍撤退計画を発表し、シリアやイランとの対話姿勢を示した。

 開戦以来、数十万のイラク人の命が失われて一時は400万人が難民化し、米兵も4千人以上が死んだ。途方もない犠牲と破壊の末、イラクは真の「戦後」に向けた転機を迎えている。

 しかし、中東全体に目を向ければ、テロとの戦いはほとんど改善に向かっていない。

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朝日新聞 2009.3.22

http://www.asahi.com/paper/editorial20090322.html

ネオコン周辺をうろちょろとしているだけでエリートぶっている朝日新聞だが、この社説はひどいを通り越して悪質だ。

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 しかし、中東全体に目を向ければ、テロとの戦いはほとんど改善に向かっていない。
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 これはどういう意味なのだろう。「テロとの戦い」が改善に向かっていないのか、「テロとの戦い」による中東全体の改善が向かっていないのか。どうも前後の文脈からすると「テロとの戦い」→「中東の民主化、安定化」と言っているようだ。

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 9・11同時テロの首謀者で国際テロ組織アルカイダを率いるビンラディン容疑者は、いまもインターネットを通じて反米欧の聖戦を訴えている。イスラエル軍のパレスチナ侵攻、中東各国の政権腐敗や強権支配を材料に、民衆の不満や怒りをあおるのが定番だ。

 そんな宣伝に対抗するには、やはり国民が政治に参加し、平和的に社会を改革できる民主主義の仕組みを作り、定着させるしかない。一朝一夕にできることではないが、これが王道であるのは間違いないだろう。
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 朝日の社説子は頭がどうかしている。民衆の不満や怒りは何もビンラディンが煽ったことから始まったのではない、ビンラディンは中東の民衆が持つ米欧の横暴な介入に対する批判に便乗しているだけだ。中東の民衆の怒りをビンラディンのプロパガンダと結びつけて乱暴に切り捨てる朝日新聞こそが米国ネオコンやイスラエルの宣伝機関そのものだ。

そもそも民衆が野蛮な暴力でパレスチナの征服を続けるイスラエルや、そのイスラエルのやりたい放題を腐敗、強権、親米政権によって支える米欧に怒りや不満を持つのは当然のことだ。反米テロ組織がそれを拾い上げたからといって、米欧の悪事を正当化することはできない。朝日新聞社説子は米欧が絶対に正しいと思っているのだろう。

「国民が政治に参加し、平和的に社会を改革できる民主主義の仕組みを作り、定着させるしかない。」 間抜けたこというな。パレスチナを侵略し、そこに暮らしている民衆を抹殺しているイスラエルは民主主義国家だ。米国も民主国家だが、世界各地で戦争を起こし民間人を大量虐殺している。こういう国の民主主義の理念が及ぶ範囲はあくまで自国民だけだ。

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 ブッシュ前政権も民主化を掲げた。一部の国で議会選挙が実施されはしたが、十分なものではない。そして、パレスチナ選挙で和平推進派のファタハが敗れ、イスラム過激派のハマスが勝利すると、米欧はハマスの政権を認めなかった。以来、中東民主化の掛け声は、すっかり影を潜めてしまった。
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 ブッシュ前政権の「民主化」は「テロとの戦い」が大儀が無い「侵略戦争」だということが明らかになり、後からとってつけたものだ。民主化が十分でないからというのなら、中東の親米国家の多くは民主国家ではない。
パレスチナ選挙は、民主的に実施された結果ハマスが選ばれたのだが、民主化を掲げた米欧はなぜ認めなかったのか?米欧が許可する「民主化」と許可しない「民主化」があるようだが、社説子は米欧そのままにこの矛盾や二重基準さえもイスラム政治勢力のせいにしている。

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 民主的な選挙をすれば、民衆に根を張るイスラム政治勢力が勝つのは当然の成り行きだ。だから、民主化は中東の安定化につながらないという見方がある。しかし、非民主的な体制や地域の紛争が続く限り、過激派が国民の不満を吸収する構図も続く。この矛盾をどう乗り越えるのか。
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 どうすりゃこんな馬鹿げた言いぐさができるのだろうか。
イスラム政治勢力は、野蛮で悪の元凶だと言いたいようだ。はっきり言っていないが、「テロ組織」だと決めつけているようだ。民主的な選挙で民衆に根を張るイスラム勢力でさえ駆逐しようと米欧が金と暴力で介入していることが中東の不安定にさせているのに。

中東の民衆を苦しめているのは、米欧とそれに追従する国だ。

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 選挙に積極的に参加する勢力を政治に取り込み、中東和平などでも責任を持たせることが大事なのだ。回り道のように見えても、これがアルカイダのようなテロ組織を孤立させる最も確実な「テロとの戦い」だ。
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 米欧の間接支配やイスラエルのパレスチナ征服の固定化が「中東和平」の正体だ。「和平」は美名だが欺瞞でしかない。

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 今年はイラン、アフガニスタン、レバノン、アルジェリアなどで大統領選挙や議会選挙が相次ぐ。来年1月までにイラクとパレスチナでは議会選挙が予定されている。この時期、国際社会は中東の民主化を支援する姿勢を明確に示す必要がある。
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 これまでも米欧はその植民地主義から他国に介入して民主化を潰してきた。「国際社会=米欧」の中東民主化支援などというのを、誰が本気にするのだろうか。

2009年1月11日 (日)

イスラエルと米国こそテロ国家

現在もイスラエルによる無差別虐殺がおこなわれている。

フランスのサルコジによる欺瞞的な仲介は、単なるパフォーマンス・茶番でしかなかったが、それでも何もしないよりマシで国際社会が動くきっかけにはなった。パレスチナの抵抗運動をイスラム原理主義組織のテロと決めつけ、イスラエルのパレスチナ征服を支援する欧米は、かっての帝国主義時代そのままに過激派への掃討作戦として矮小化して事で納めようとしている。
イスラエルの密集地ガザへの無差別空爆によって400人以上のパレスチナ人が殺されても、国連を含めた国際社会は「報復の連鎖」、「双方に自制を求める」などとまったく止める気はなかった。
しかし、大国の都合のいい情報だけが流れたこれまでとは違った。イスラエルはガザから報道陣を閉め出したが、ガザで行われたジェノサイドは刻々と世界に伝えられた。
世界各国の人々がガザでのイスラエルの虐殺行為を非難することとなり、イスラエルと共に検問を封鎖してガザを兵糧攻めにするエジプトのムバラクや、イスラエルのガザ無差別爆撃の責任はハマスにあると決めつけイスラエルを擁護した英国などは、国民の批判を受けている。
欧米とくに米国の中東戦略とイスラエルの嘘は、世界中に知れ渡った。

殲滅するか隷属するか。

イスラエルの自衛のための攻撃というのが、真っ赤な嘘であること。ガザから発射されるロケット弾は、イスラエルにやっと届くようなもので、これが戦争ではないことは報道で一目瞭然だ。イスラエルの攻撃は、迫害からの抵抗運動を住民もろとも殲滅させようというものだ。オスロ合意が茶番であり、イスラエルがパレスチナ征服しか目的にしていないことも理解されるだろう。このイスラエルのガザ侵攻で殺害されたパレスチナ人は、現在で821人以上きちんと調査すればもっと多いはずだ。負傷者数は3300人以上、イスラエル側は、兵士を含めて十数人。イスラエルはハマスが放つロケット弾からの自衛手段というが、そんな理屈が通用するのは、もはやイスラエルと米国しかいないだろう。イスラエル国民の91%は、ガザ爆撃を支持している。(※1)
そして、米国上下院議会は、イスラエルのジェノサイドを自衛として支持することを決議した。(※2)
オスロ合意の後、イスラエルは入植地を拡大し、パレスチナは最早自治区さえも失おうとしていた。イスラエルは更に抵抗するガザ地区を封鎖して、巨大な強制収容所とした。物流を止めガザのパレスチナ人を兵糧攻めにしたあげく、封鎖したままハマスの抵抗を口実に住民を虐殺している。パレスチナ人は、イスラエルと欧米を中心とした国際社会によって、殲滅させられるか隷属するかの選択をつきつけられている。

テロとの戦い

9.11の後、米国は「テロとの戦い」を宣言した。テロとの戦いは、国際法が適用されないと言い切っている。ブッシュは、「イラク、イラン、北朝鮮」を悪の枢軸として新たな攻撃目標にした。9.11の後、アルカイダを攻撃目標としてアフガニスタンに侵攻、その後、アルカイダとの関係、大量破壊兵器所有の疑惑でイラクを攻撃して木っ端みじんにした。
イラクに対する宣戦布告なき戦争は、大儀のない戦争と言われるが、これがイスラエルの為であることがよくわかる。米国内のユダヤ人ネオコンが攻撃目標をイラクに定めたのだろう。イラクを消滅させた後は、イランに攻撃目標を定めた。北朝鮮はシリアとの核開発協力の疑惑を持たれたが、イスラエルの直接の敵ではない為、ネオコンは北朝鮮とは本気で戦争する気はなかった。

イスラエルこそテロ国家であり、米国はテロ国家であり、テロ支援国でもある。



※1 停戦拒否、世論が後押し=9割超がガザ軍事作戦支持−「壊滅」に恐怖・イスラエル

1月10日14時9分配信 時事通信
 9日付のイスラエル紙マーリブが掲載した世論調査結果によると、ハマスに対する軍事作戦について、ユダヤ人市民の91.4%が賛成。反対はわずか 3.8%だった。この極端な世論動向は、2月10日に総選挙を控えるイスラエルの政治家にとって、8日に採択された同決議より圧倒的な重みを持つ。
 同国のユダヤ人社会にとっての戦略的脅威とは、特に「イスラエル壊滅」をうたう勢力を指す。南隣ガザのハマス、北隣レバノンのイスラム教シーア派武装組織ヒズボラ、そしてハマスやヒズボラを支援し、核開発を進める東方のイランだ。
 こうした中、ハマスが支配するガザに強圧的な対応を取ることに社会は寛容だ。ガザ軍事作戦で、子供や女性多数を含むパレスチナ人犠牲者は、イスラエル側の100倍近いペースで増加しているが、自己批判の声はほとんど聞かれない。 

※2 米議会、イスラエル支持を決議 ブッシュ政権と足並み

 【ワシントン=弟子丸幸子】米下院は9日の本会議でイスラエルによる自衛の権利を認めるとの決議を賛成多数で可決した。イスラム原理主義組織ハマスにロケット弾攻撃を停止することを要求するなど、ブッシュ政権の立場と足並みをそろえた。

 米上院でも8日、同様の内容を決議しており、政府、議会がそろってイスラエル擁護の姿勢を明確にした。ペロシ下院議長(民主)は9日、ハマスによるイスラエル領内への攻撃は「受け入れられない安全保障上の脅威」と非難した。 (11:03)
 日経新聞(電子版)

2009年1月 4日 (日)

パレスチナの悲劇 (5)

ユダヤ教原理主義国家を揺るぎないものにするために、イスラエルと米国はパレスチナ人の民族浄化(Ethnic cleansing)を続けている。米国のシオニストに政治経済で支配された同盟国は、パレスチナ人が浄化されることでパレスチナ問題は解決されると思っているのだろうし、アラブの隣国も王族支配の維持の為シオニストの金で間接支配されている。パレスチナ支援を公言していたイラクは、米国の大儀のない侵略戦争で木っ端みじんに破壊された。誰も救いの手をさしのべようとしないパレスチナ人の運命は風前の灯火だ。

イスラエルは目的に達するだろう。しかし、それは自滅の始まりなのだ。イスラエル国家はパレスチナ人の『民族浄化』で成立した国家という歴史事実は残るからだ。

米ブッシュ大統領:「ハマスに責任」 ガザ空爆で見解

 【ワシントン及川正也】ブッシュ米大統領は2日、イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ地区への空爆について「最近の暴力はハマスによって引き 起こされた」と指摘し、ハマス側に責任があると強調した。一方で、ガザへの武器密輸を防ぐ国際的監視制度を導入した停戦の実現に向けて外交努力を強化する 意向も表明した。

 大統領の公式発言は先月27日に空爆が始まってから初めて。ホワイトハウスが3日放送のラジオ演説の内容を公表した。

 大統領はイスラエルの軍事行動は国民を守るための反撃だったと擁護した。イスラエル軍が準備中の地上侵攻についてホワイトハウスのジョンドロー副報道官は2日、「イスラエルが決めること」と述べ、容認する意向を示した。

毎日新聞(電子版)

とうとう、イスラエルは地上部隊を侵攻させた。

イスラエル軍 地上侵攻を開始

1月4日4時54分配信 毎日新聞


 【エルサレム支局】イスラエル軍は3日夜(日本時間4日未明)、パレスチナ自治区ガザへの地上侵攻を開始した。軍報道官が米CNNテレビなどに確認し た。イスラム教原理主義組織ハマスのロケット攻撃陣地の制圧が主な目的。軍当局によると、作戦は長期間に及ぶ予定だという。先月27日に始まり、死者が 440人を超えた対ガザ攻撃は、さらに拡大した。

 ロイター通信によると、ガザ北部ベイト・ラヒヤの住民が、戦闘ヘリを伴った戦車が境界のフェンスを越えて侵攻を開始するのを目撃した。一部の戦車は砲撃を行っていたという。ガザの別の場所でも侵攻が始まったとの情報もある。

 イスラエル軍報道官は「歩兵、工兵、海軍も関与している」と説明、標的が多いため作戦は長期間に及ぶとの見通しを示した。侵攻開始を受け、イスラエル当局は数万人の予備役の追加招集を発表した。

 リブニ・イスラエル外相は地元テレビに「今回の作戦が長期的な平穏をもたらすことを期待している」と述べ、ハマスに対する軍事的圧力を強めて停戦交渉を有利に進める意図を示唆。今後、数次にわたる作戦が必要になる可能性もあると語った。

 ハマスは侵攻作戦を激しく非難、ガザ領内の交戦でイスラエル兵士数人を殺害したと発表した。

CNNとロイターとイスラエル側の報道そのままだな。日本の新聞はどいつもこいつも「ガザを支配しているイスラム原理主義組織ハマス」と書くがハマスは、民主主義手続きで選ばれた政党であり、その点ではファタハより自治政府としての正当性があるはず。

イスラエルは勝利したとしても、復讐の陰に怯えて神経症になるに違いない。
近代で民族迫害をした日本人にも潜在意識に迫害した中国、朝鮮人への恐れがあるからだ。

2009年1月 2日 (金)

パレスチナの悲劇 (4)

アルジャジーラによると、ユダヤ教原理主義国家イスラエルは、ガザ地区へ地上軍を侵攻させる恐れが高まっている。狂気としか言えない。

イスラエルとそれを支援する米国、その同盟国にとって、イスラエルのパレスチナ侵略を成功させるには、民主的選挙で選ばれたハマスが障害になる。だから、彼らを非合法過激派と決めつけ、ガザ市民を虐殺、兵糧攻めで徹底的に痛めつけ厭戦気分やイスラエルへの抵抗力を失わせハマス離れを起こそうとしている。これはまさしく国家による民族テロだ。21世紀になってもこんな野蛮なことが行われている。

過去に、日本が朝鮮、中国でやった侵略と同じだ。抗日義勇軍を、テロと住民への残虐な弾圧によって孤立させようとした。後になって、欧米は自らの権益が侵されたことで立場を変えたが基本的には、他民族の人権などなんとも思わないのは今も変わらない。

ガザ地区を強制収容所にかえ、大量虐殺を実行するイスラエルの人類に対する犯罪を「ケンカ両成敗」などと戯けたことを言って黙認するのか潘基文国連事務総長。おまえに勇気はないのか?

2008年12月31日 (水)

パレスチナの悲劇 (3)

AMLからの転載です。

ガザは燃えている! そしてそれは予期されていた
ことだ!
CCIPPP(パレスチナ保護のための国際市民キャンペー
ン)コーディネーター、ナフラ・シャハル

 ガザに行なわれている犯罪の規模によって、あた
かもショックを受けたかのように振る舞うのは止め
よう。この攻撃は、忍耐強く準備され、以前から告
知されていたのだ。イスラエル政界は、そのことを
エスカレートし先を争って、公言していたのだ。国
連の責任者たちすべては、空爆以前に、すでに絶え
きれない事態であったガザの状況に警告を発してい
たのだ。前日、食糧品などを積んだトラックを、ほ
ら、とばかりに通らせたのは、現在行なわれている
軍事攻撃の準備段階だったのだ。すなわち、注意を
そらせ、ある人たちにとっては、うその沈静化のサ
インを発したようにみられ、他の人たちにとって
は、空爆下の町で最低限の行政運営をするための不
可欠な物資を送り届け、病院の発電機を動かし、救
急車が動き回るための燃料を少し与えたのだ。

もし、ガザで行なわれていることが、ジェノサイド
でないなら、一体何なのか? それはもっとひどい
ことなのではないか。ツジピ・リヴィニ〔イスラエ
ル外相〕は、ほぼ1ヶ月前に、ブラッセルで、ガザ
の包囲は、「不幸にも」と付け加えながら、ハマス
の首を絞めるのは、必要なことだと表明したのだ。
サダム・フセイン政権を打倒する目的が、貿易封鎖
によって、百万人の子供たちの死に値するとしたら
どう思うか(インタヴューの時点では百万に過ぎな
かったが)と聞いたのに対して、「不幸にも」それ
は不可欠だ、と言い放ったマドレーヌ・オルブライ
トが、彼女の任期中に言明したことと全く同じなの
だ。二人とも同じ源から汲みとっている。サムエ
ル・ハンチントンの有名な言葉によれば、「魚が泳
いでいるところの水を抜く」のだ。水は、人民でし
かなく、『文明の衝突』の著者にとっては、ヴェト
ナム人であり、アメリカの大臣にとっては、イラク
人であり、イスラエルの大臣にとっては、パレスチ
ナ人だ。しかし、それでもパレスチナについて相違
する点、つまり、これは、すでに60年も続いている
ことで、単なる勝ち負けを云々する植民地主義なの
ではなく、殺戮=皆殺しなのだ。

ガザの犯罪は、このひどい土曜日に始まったわけで
はなく、ガザの包囲が始まってから、和平プロセス
の欺瞞的なコメディー(カルテット、アンナポリス
など、他の諸々)が受入れられてからなのだ。とこ
ろが、すべてのひとは、アラブ世界の現政権たち
が、和平の道を追求するのを奨励するために、イス
ラエルとの公式な/現実的な関係を保ったときから
なのだし、そして、欧州連合が、イスラエルとの協
力を一層、強化してからだということを、的確に
知っているのだ。

しかし、時は、分析やレトリックのときではない。
ガザで流されている血は、私たちに、尊厳を要求す
る。全世界の男たち、女たちは、意識の飛躍をする
ことができるのか、あるいは、もはや遅すぎるの
か、ということなのだ。それはガザやパレスチナの
ためではなく、己自身のためである。彼ら、彼女ら
は、奴隷になりえるのだ!
このような犯罪を前にして、抗議し、怒りをぶちま
けること、そしてイスラエルをボイコットするこ
と。パレスチナ保護のために国際部隊を要求するこ
と。占領の隠れ蓑となっているパレスチナ自治政府
の辞職を要求すること。そして、イスラエルを罰す
ること、行なわれた戦争犯罪を定義し、国際刑事裁
判所の前に、責任者を引きずり出すことだ。

パレスチナの悲劇 (2)

- ガザより(3) 27日午後8時

11:00pm。イスラエルのF16型戦闘機による、複数回にわたる新たな爆撃。ガザでは3つのテレビ局を視聴できるが、これは電力をなんとか確保できた場合の話だ。空爆はガザ市東部に集中。ある女性は10人の家族を失った。生き残ったのは彼女と娘一人だけだ。娘はメディアに向かって、何も語ることができなかった。何が起こったのか見当がつかない、と彼女は言う。町のいたるところでパニックが起きている。最悪の事態が起こるのではないかとみな、恐れている。エジプト、ヨルダン、レバノンで、この残虐な空爆に対するデモが行われた。死者数は、219以上にのぼる。225という説もある。(アブデルワーヘド、ガザ)

Sent: Sunday, December 28, 2008 6:09 AM
Subject: RE: Gaza Crisis


11:00 p.m. New air raids by Israeli F16s. On TV Gazans can see only three
channel. This is in case they enjoy electic power in a way or another. Raids
are concnetrated at the eastern parts of the city of Gaza. One woman lost 10
of her family. Only she and a daughter remained alive. Daughter could not
speak to the media because she did not know what happened, as she said!
Panic is everywhere in the city and we anticipate the worse to come!
Demonstrations erupted in Egypt, Jordan and Lebaon against the brutal
bombing! Death toll climbed to more than 219 but other sources mentioned
225.



Prof. Abdelwahed
Department of English
Faculty of Arts & Humanities
Al-Azhar University of Gaza

- ガザより(4)

今晩、爆破のせいで窓ガラスが砕け散った家庭にとっては冷たい夜だ。ガザの封鎖のため、窓ガラスが割れても、新たなガラスは手に入らない。私が居住するビルでは、7つのアパートが、凍てつく夜をいく晩もそうした状態で過ごしている。彼らは割れた窓をなんとか毛布で覆っている。何百軒もの家々が同じ境遇に置かれているのだ!私に言えることはそれくらいだ。他方、ハニーエ氏は地元テレビでハマースについて話をした。彼の話は、士気を高め、ハマースは屈服しないということを再確認するものだった。死者の数は210に、重傷を負った者もも200人に達した。今また、ガザの北部で新たな爆撃が!(アブデルワーヘド、ガザ)

----- Original Message -----
FTonight is cold mailey for those whose windows glass shattered by the
explosions or as a result of it. With Gaza closure, there is no glass
available for the widows. In the apartment building where I live, 7
apartments witness freezing cold nights! They used blankets to cover in the
place of the broken windows. Hundreds of homes live the same situation! This
is the least to say. On the other hand, Mr Hanieh gave a televied speech on
Hamas local TV station. His speech was to raise morale and to re-confirm
that Hamas will not surrender. Death toll has climbed to 210. Also there are
200 seriously injured people around as well. Now another air raid to the
north of Gaza city!

All best,

Prof. Abdelwahed
Department of English
Faculty of Arts & Humanities
Al-Azhar University of Gaza

- ガザより (5) ガザに対するイスラエルの攻撃を中止させる行動を!

今、10分のあいだに5回の空爆。標的は人口密集地域の協会や社会活動グループ。モスクもひとつやられた。もう30時間、電気が来ない。なんとか小さな発電機でこらえている。インターネットで世界に発信するためだ。

----- Original Message -----
From: prof abdelwahed
Sent: Sunday, December 28, 2008 6:40 AM
Subject: FW: Emergency Alert: Take Action to End Israeli Attacks on Gaza

      Five air raids in 10 minutes now! Targets are societies and groups of
social works in thickly populated areas. One mosque was hit as well.

      I am without electricity for 30 hours so far. I am still operating a
small generators to contact the world via internet!






        Prof. Abdelwahed
        Department of English
        Faculty of Arts & Humanities
        Al-Azhar University of Gaza

              Emergency Alert: Take Action to End
              Israeli Attacks on Gaza

                    December 27th, 2008


- ガザより (7) 

今のところ無事だが・・・

私も家族も無事だが、緊張が続き疲労している。自家用発電機のトラブルのせい
で、依然、電気なしの状態。2時間前、隣接するビルがヘリから小規模なロケット
砲で攻撃された。標的は7階のアパート。私のアパートは4階だ。それから、通り
の向かいにあるビルの5階のアパートも攻撃された。耐え難い状況だ。住民は正真
正銘のパニックに襲われている!昨晩、F16型戦闘機がアル=アクサー衛星放
送局を攻撃した。同局は粉々になり、周囲のビルも多くが居住不可能になってし
まった!ビルの持ち主も住人たちもよそへ移らなければならない!シファー病院
の向かいにある小さなモスクも粉々になり、その攻撃のせいで周りの住宅も深刻
な被害を受けた。私の友人の家もその一つだ。何が起きたのか、言葉では言い表
せないと  !
  は言う。彼の家は重篤な被害に見舞われた。56歳になる姉は重傷を負った!さ
らに英国の委任統治時代に英軍が建設した庁舎(アル=サライヤ)もやられた。
標的になったのは刑務所だった。収容されているのは政治犯や一般の囚人だとい
うのに!メディアは死者280名と報道しているが、シファー病院で医師をして
いる友人の一人は、死者は約500名に達し、負傷者も1000人以上にのぼる
という!ラファの国境地帯でも攻撃はエスカレートしている。トンネルを破壊す
るための作戦が展開されているのだ。何百人ものパレスチナ人が怒涛のようにエ
ジプト国境に徒歩で押しよせているが、エジプト人官憲の発砲に遭って、誰もエ
ジプト側に入れないでいる。

----- Original Message ----- 
Sent: Monday, December 29, 2008 1:45 AM
Subject: I am okay so far


My dearest Rachael,

My family and I are okay but stressed. I am still without electric power and
athere was a problem with my generator. Two hours back, the building
adjacent to our building was hit by a small rocket from a heliocapter. The
target was an apartment on the 7th floor. Mine is on the 4th floor. Then, in
another building across the street, an apartment on the 5th floor was
targeted too. Situation is horrible and people are really paniced! Last
night, F16 targeted Al-Aqsa satellite channel and leveled it to the ground.
Many buildings around it became impossible to live in! Its owners and
dwellers have deserted it to somewhere else! One small mosque across the
street from Shifa hospital was leveled to the ground. Homes around suffered
badly from its consequences. One of the homes belong to a friend of mine; he
told me that what he witnesses was hard to describe in words, and a lot of
damage inflected upon his home. Also his 56 years old sister was serverly
injured ! Also, th! e main governemental building (al-Sarayya), a buiding
constructed by the British army during the mandante' was hit; target was the
prisons where there were civil and security prisoners were kept! A friend of
mine, a medical doctor at Shifa hospital told me that death toll has climbed
to approximately 500 though the media mention 280 dead, and more than 1000
injured! The escallation now is at Rafah border with Israeli aircrafts
operating at Rafah border to destroy tunnels. Humdreds of the Palestinians
stormed the Egyptian border with a buldozer and on foot but failed to enter
to the other side as the Egyptians shot live at them.

All best,


Prof. Abdelwahed
Department of English
Faculty of Arts & Humanities
Al-Azhar University of Gaza


- ガザより (8)

数分前、複数の地点を狙ってまた空襲があった。死傷者多数。うちの窓ガラスも砕
け散った。税関事務所と入国管理事務所も先刻、破壊された。飛行機やヘリがまだ
上空で作戦を継続中。

----- Original Message -----
From: prof abdelwahed
Sent: Monday, December 29, 2008 3:08 AM
Subject: FW: I am okay so far


New air raid on different targets minutes ago. Many died and injured. My
wondows glass shattered. Customes house and a passport department have been
delomished minutes ago. Aircrafts are still in the sky operating.


Prof. Abdelwahed
Department of English
Faculty of Arts & Humanities
Al-Azhar University of Gaza


- ガザより (9)破壊

F16型戦闘機がガザ最大の、公安関係のビルを破壊した。アラファトの身辺警護
のためにEUが建設した一群のビルだ。4発のミサイルを受けてビルは粉々になった。
各地の警察署も攻撃され、今日、すべて破壊された。230もの地点がイスラエル軍
用機の標的になっているという話だ。今日の攻撃で、子どもを含む大勢の民間人が死
傷した。ラファの国境地帯ではパレスチナ人が一人射殺された。さらに発砲があり、
エジプト人官憲が一人撃ち殺された。国境の状況も悲惨だ。イスラエルによる地上
攻撃もありうる!

----- Original Message -----
From: prof abdelwahed
Sent: Monday, December 29, 2008 5:12 AM
Subject: Destruction


F16 destroyed the largest security building in Gaza. The compound was built
by the European Union for Arafat's security services. Four missles leveled
the building to the ground; also police stations were hit and totally
destroyed today. It is mentioned that 230 cites were targeted by the Israeli
warplanes. Large number of civilians including children died and injured in
today's attacks. At Rafah border one Palestinian was shot dead, then is
other shootings, one Egyptian officer was shot dead. Situation on the border
is terribly bad too. The Israeli ground attack seems possible!


Prof. Abdelwahed
Department of English
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Al-Azhar University of Gaza


- ガザより (10) 攻撃さらに

昨晩、ガザ市内だけで20ヶ所が空襲された。爆撃について私が知るかぎりのことを
お伝えする。

1.自宅近所に3回目の攻撃。元公安局。うちミサイル1基が不発のまま、自宅
アパートのあるビルの正面、救急ステーションから数メートルのところ、に落ちる。
2.ガザのイスラーム大学の主要校舎二つが粉々に。建物の一つは実験室棟、もう
一つは講義棟。いずれも地上4階、地下1階建て。
3.ビーチ難民キャンプ、イスマーイール・ハニーエ氏の住まいの隣家が空と海から
同時攻撃され崩壊。
4.モスク2つが空襲され粉々に。中にいた10人が死亡、うち5人はアンワル・
バルーシャ氏の娘たち。自宅が危険なのでモスクに避難していたのだろう。これで、
破壊されたモスクは計6つに。
5.内務省のパスポート局の建物も今朝、破壊された。
6.文化省のビルも今朝、こなごなに。
7.首相執務室のビルも空襲され完全に破壊。
8.民事行政の主要ビルも完全破壊。
9.地元メディアが報道していないため私が把握できていない複数ヶ所に何度かの
攻撃が実行されている。夜間、ヘリコプターが複数回にわたり攻撃するのを目撃。
10.ジャバリーヤ青年スポーツセンター(UNRWAの施設)が、空から直撃された。

11.サライヤ政府センター近くの空き家が空襲され破壊。
12.ゼイトゥーン地区で移動中の車体が攻撃され破壊、男性2人、子ども1人が死亡。

13.下校途中の高校生の姉妹2人が、空爆を受け死亡。
14.いつかの警察署が再度、攻撃される。
15.イスラエルはジャーナリストおよび記者に対し自宅もしくはオフィスにとどまる
こと、従わない場合は攻撃目標にすると公式に伝達。ガザで起きていることをメディア
に報道させないためだ。
16.病院二つが標的に。ファタ病院はまだできたばかりで操業していなかったが、
空から攻撃された。もう一つのほうは小さな個人経営の病院。テル・エル=ハワーの
アル=ウィアム病院も標的にされた。
17.ベイト・ハヌーンの庁舎も昨晩、破壊された。
18.ラファの自治体のビルも昨晩、破壊された。
19.ラファの庁舎も昨晩、標的にされた。
20.ラファのハシャシュ地区が昨晩、二度にわたり攻撃された。いずれもミサイル
2基によるもの。2回目の着弾で周囲15軒の家々が破壊される。
21.ゼイトゥーン地区のグランドにミサイル一基、着弾。
22.ラファ国境地帯にある40個のトンネルに対し空から攻撃、トンネルすべてを
破壊。
23.ビーチ難民キャンプの警察署、完全に破壊。
24.旧エジプト・ガザ総督の邸宅も空と海からミサイル攻撃を受け完全に破壊。

続報
ガザの負傷者のための民間協会が破壊された。ガザとハーン・ユーヌスにあるアル=
ファラフ慈善協会の二つの建物も破壊された。

続報2
数分前、ウンマ大学の新しい小さな校舎が1棟、攻撃を受け、破壊された。

----- Original Message -----
Sent: Monday, December 29, 2008 8:09 PM
Subject: More attacks on Gaza!



Last night Israeli aircrafts targeted more than 20 places in Gaza city, let
alone other areas. Let me tell you what I knew from those bombings:
1- A thirds attack on my neighbour the former preventive security
department. One missle did not explode and fall in front of my apartment
building just meters from the ambulance station.
2- Two major building were leveled to the floor at the Islamic Univresity of
Gaza. One building was main laboratories and the other was lecture rooms
buildings. Each building was 4 floors high and a basement.
3- A home next to the home of Ismael Haniey at the Beach refugee camp was
leveled to the ground by attack from air and sea simultaneously.
4- Two mosques were leveled to the ground by air raids. 10 people died
inside, among them were five daughers of Anwar Balousha as they migh have
took refuge is the mosque as their home was unsafe! So far, six mosques have
been demolished
5- A building for passport department at the ministry of interior was put
down this morning.
6- The buiding of the Ministry of Culture was leveled to the floors this
morning.
7- A building for the Prime Minster's office was totaly demolished in an air
raid.
8- The main building of Civil Adminstration has been totally demolished.
9- Several attack were executed on places that I did not know and the local
media could not cover. I saw helocapter launcing their attacks at night.
10- Jabalia youth sports center (UNRWA facility) was hit directly from the
air.
11- An empty house near Sarayya gvernment center was demloished by air raid.
12- A moving vehicle was targeted and destroyed killing two men and a child
in Zaitoun neighbourhood.
13- Two sister in the high school were returning home from school died
together by air bombing.
14- Several police stations were hit again.
15- Journalists and reporters were officially informed by Israel to stay in
their places and offices oherwise they will be targeted. This is to stop
media coverage of what is taking place in Gaza.
16- Two hospitals were targeted. Fata hospital is still new and did not
start working but hit from air, andother small private hospital, Al-Weaam in
Tel el-Hawwa was targeted as well!
17- Biet Hanoun municipality building was destroyed last night.
18- Rafah governorate building was demolished last night.
19- Rafah municipality building was targeted last night.
20- Hashash neighbourhood in Rafah was attacked twice last night. Each time
with two missles. The second hit demolished 15 adjacent homes. Many people
died in the attack.
21- A playground in zaitoun neighbourhood was his by a missle.
22- Israeli aricarft targeted 40 tunnels at the Rafah border destroyed all
of them.
23- Beach Camp police station was totally destoryed.
24- The palace of the former Egyptian governer of Gaza was totally destroyed
from air and sea. missles!

A civil society for the injured in Gaza has been destroyed. Two buildings
occupied by Al-Falah benevolent Society in Gaza and Khan Younis was also
destroyed!

Sent: Monday, December 29, 2008 8:56 PM
Subject: FW: More attacks on Gaza! Message 3!


Umma University, a new and very samll building was hit and destroyed just
minutes ago.






Prof. Abdelwahed
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Al-Azhar University of Gaza
以上 AMLから転載

2008年12月30日 (火)

パレスチナの悲劇

ー ガザより

25の建物がイスラエルに空から攻撃された。建物はすべて地上レベルに崩れ去った。死者はすでに250名に達する。負傷者は何百人にものぼるが貧弱な設備しかないガザの病院では、彼らは行き場もない。電気も来ないが、ディーゼル発電機でなんとかこれを書いている。世界にメッセージを送るために。携帯電話もすべて使用できない!

Sent: Saturday, December 27, 2008 8:03 PM
Subject: FW: <PEF> Christmas News


25 building have been hit by Israeli aircrafts. All of it have been leveled
to the ground. An estimation of 250 dead so far! Hundreds of injured find no
place in the poorly equipped hospitals of Gaza city. No electricity but I am
working on a desiel generator, to send off this message. All mobile phones
are out of work too!


Prof. Abdelwahed
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Al-Azhar University of Gaza

ー ガザより(2)

なんという光景だ。数分前、パレスチナ側のカッサーム・ロケットが飛んでいく音が聞こえた。続いて、もう一つ、そして爆発音。2発目は、パレスチナ人を標的にしていたイスラエルの機体から爆撃されたものと思われる。今、聴いたニュースによれば、イスラエルのアパッチ・ヘリが攻撃したのは、釣堀用の池のあるリクリエーション・グラウンドだという。シファー病院は、195人の遺体、570人の負傷者が同病院に運ばれていると声明を発表している。刻一刻と死傷者の数は増え続けている。これはガザ市だけの数字だ。ほかの町や村、難民キャンプからの公式の発表はない。自宅アパートの近くで末息子がスクール・バスを待っていたところ、以前、国境警備局があったところが攻撃された。息子が立っていたところから50メートルしか離れていないところで、男性二人と少女二人が即死した!
真っ暗な夜だ。小さな発電機を動かして、ネットを通じて世界と交信している。

----- Original Message -----
From: prof abdelwahed
Sent: Sunday, December 28, 2008 1:03 AM
Subject: Gaza at 6:00 p.m.


It is horrible outside! Minutes ago I heared a hissing of a Palestinian
Kassam, then another one accompanied with an explosion; it seems that the
second one received a bomb from an Israeli aircraft that could have targeted
the Palestinian group! In the news now, Israeli Apatchi targeted a
recreation ground with fish ponds! Shifa hospital stated that there is more
than 195 dead bodies and more than 570 injured there! Every minute the
number of casulties rise up. Those figures are in Gaza, and there are still
no official statements from other towns, villages and refugee camps! Near my
apartment my youngest son was waiting for his school bus when the former
preventive security department was hit. 5o meters from where he was standing
two men and two young girls died immediately!

Its ustterly dark night now. I am operating a small generator to contact the
world via internet.



Prof. Abdelwahed
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Faculty of Arts & Humanities
Al-Azhar University of Gaza

ー ガザより(3)
今宵、ガザの誰もが恐怖におびえている。完全な暗闇。子どもたちは恐怖から泣いて
いる。死者は206人。遺体はシファー病院の床の上に横たえられている。負傷者は575名
をうわまわるが、同病院の設備は貧弱だ。病院事務局は市民に輸血を要請している。
教員組合は虐殺に抗議し3日間のストライキを決定。イスラエルの機体がガザ市東部を
爆撃、大勢の人々が死傷した。犠牲者の数は増え続けている。瓦礫の下敷きになって
いる人々もいる。一人の女性は二人の幼い娘と一人の息子を亡くした。彼らは通学途中
だった!
----- Original Message -----
From: prof abdelwahed
Sent: Sunday, December 28, 2008 3:03 AM
Subject: Gaza at 8:00 p.m.


Tonight everyone is scared in Gaza. Its totally dark; children cry from
fear. 206 people dead. They are lined on floor at Shifa hospitals. More than
575 are injured but the hospital is poorly equipped. Hospital's
administration called upon the people to donate blood. Teachers' sydicate
declared 3 days strike in protest against the masacre. Just in, Israeli
aircrafts hit to places to the east of Gaza city where a number of people
killed and injured. The unmber of casulties is on the rise! There are people
under rubble. One mother lost two younf daughter and one son as they were on
their way to school!




Prof. Abdelwahed
Department of English
Faculty of Arts & Humanities
Al-Azhar University of Gaza

以上、AMLからの転載。

なぜこんな不道理が許されるのだろう。あまりの怒りで言葉が出ない。

「報復の連鎖」だと?ふざけるな!お互い様だとでもいうつもりか。イスラエルの一方的なジェノサイドだ。ユダヤ人に支配された米国とその子分どもは、イスラエルの人道犯罪を長年黙認してきた。今パレスチナの人々がユダヤ人によって虐殺されているのを目の当たりにしていながら、見え透いた嘘でと口から出任せで殺される側に罪をかぶせようとしている。おまえらは、ただの人でなしだ。

潘氏はハマスのロケット弾攻撃を非難しつつ、イスラエルの連日の空爆を「過剰な武力行使」とし、イスラエル側により厳しい態度を取っている。パレスチナ自治区ガザにある国連施設も空爆で被害を受けた。

 一方、国連安全保障理事会は、28日に「すべての軍事行動の即時停止」を求める報道機関向け声明を発表しただけにとどまっている。米英などがイスラエルの立場に理解を示しており、安保理による有効な介入は望めないのが実情だ。

 

(2008年12月30日20時12分  読売新聞)

国連が無力なことは、よくわかった。潘基文事務総長、あなたの国は過去の歴史で、欧米の支援を受けた日本に手足をもぎ取られ、国民は日本人の奴隷と化し、独立運動は大弾圧され、義兵掃討の名目で大虐殺が行われた歴史をもつのではないのですか?100年前のあなたの国とパレスチナの人々の窮状は似ているのではないのか。米国に逆らえば、今の地位を失うことは間違いない。しかし、保身のためにジェノサイドに目をつぶるのか?

「GAZA In CRISIS Dec 2008」http://uk.youtube.com/watch?v=DSzn7XLLM7c

2008年2月 4日 (月)

イスラエルはガザの封鎖をやめろ

イスラエルによるガザ封鎖の悲惨な現状をニュースでみるにつけ憤りをおぼえる

エジプト、ガザとの境界閉鎖 11日間の買い出し終了

2008年02月03日19時30分

 パレスチナ自治区ガザ南部のラファとエジプトの境界が3日、閉鎖された。先月23日にガザの武装勢力が境界の壁を爆破して封鎖に穴を開け、物資不足に苦しむガザ住民のエジプト側への買い出しが続いたが、11日間で終了となった。

 現場ではエジプト当局が唯一開けていた出入り口を有刺鉄線で閉め、集まったガザ住民とにらみ合いが続いた。ガザを支配するイスラム過激派ハマスはエジプト側に協力して住民をガザ側に戻し、大きな混乱は起きなかった。

 先月23日からエジプトに約40キロ入ったシナイ半島北部のアリーシュで親類宅に泊まっていたという大学生ユセフ・アブサダさん(22)は、母サミーラ さん(53)とともにガザへ帰ってきた。「昨夜のテレビニュースで閉鎖を知り、あわてて来た。閉鎖が長引けば生活が心配だ」

 ハマスの強硬派幹部アッザハール氏は2日、今後はハマスとエジプトが協力して境界を管理し、改めて人や物の出入りを認める方針を表明したが、具体策は明らかにしていない。

 

朝日新聞(電子版)より

ハマスとエジプトの間では何らかの合意があるのだろう。ガザ市民に物資の流通が再開されることを願う。

AML ”ガザの封鎖を解いて”

・・・
イスラエルの封鎖によって亡くなった者を考えれば、ユーセフはまだましと言う べきだろう。イスラエルがボーダーを封鎖し、西岸地区やイスラエル、エジプト、 ヨルダンの病院に治療を受けにいくのを妨害した結果、先月以来、少なくとも 31人がガザで死亡している。 6月にハマスが政権を握ってから、イスラエルのボーダー封鎖が始まり、この 結果、パレスチナ人は事実上ガザから出ることができなくなった。続いて、 ガザへの商用物資の唯一の移入口であったカルニ検問所が閉鎖され、最も 基本的な食糧を除いて何も入ってこなくなった。加えて空と陸からのイスラエ ル軍の攻撃がある。昨年の10月、イスラエルがガザを「敵対的な存在」であ ると宣言した時に比べても、パレスチナ人にとって状況はさらにさらに厳しく なっている。そして、国際社会は、この宣言によってイスラエルがボーダー 封鎖政策を正当化するのを許容しつづけているのだ。
・・・

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